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季節の変わり目は要注意! 今年話題の“隠れ炎症”の正体とは?

yukiishihara
Written by yukiishihara

“アンチエイジング”、“エイジングケア”などの言葉は、今や美容関係者や美容フリークのものだけではありません。

それどころか、紫外線や活性酸素による「酸化ストレス」や、糖とたんぱく質が結びつくことによる「糖化ストレス」などの言葉も、もうメジャーになってきましたよね。

しかし、これらのストレスに、もうひとつ重大なものが関わっているというのはご存知でしょうか?

実は、酸化ストレスも糖化ストレスも、“隠れ炎症”と密接なかかわりがあると言われています。

そこで、2016年1月に、『隠れ炎症を考える会』を発足した、美容家の鈴木絢子さんに、隠れ炎症とは何か、美容ライター石原有起がたっぷりうかがいました。

 

老化のもとは、隠れ炎症だった!?

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石原有起(以下、石原):「隠れ炎症」という言葉は、最近ちらほら美容業界で耳にするなと思っていましたが、なぜ、このタイミング(2016年1月)に、一般の方向けに『隠れ炎症を考える会』を発足させることになったのですか?

鈴木絢子さん(以下、鈴木):美容家として活動する中で、「炎症」というキーワードを目にする機会が多々あり、以前から気になっていました。今回アドバイザーの先生方との出会いの中で、この「隠れ炎症」が健康や美容に大きく影響する物だと分かり、もっと多くの方に「隠れ炎症」を知って頂き、その存在やケアの重要性も啓発していくべきだと思い、今回この会を発足させて頂きました。

石原:そもそも、炎症を起こしてしまうときというのは、身体の中でどのようなことが起こっているのでしょうか?

鈴木:私たちの身体には、もともとストレスに対抗する力が備わっています。たとえば、風邪やインフルエンザにかかって体内に細菌やウイルスが入ってくると、免疫細胞(白血球)が炎症を引き起こすさまざまな物質(炎症性サイトカイン)を放出し、攻撃を開始します。

ところが、このとき自らの細胞までダメージを受けてしまいます。風邪をひくと熱が出たり、喉が赤く腫れたりするのはそのためですね。つまり、炎症は体内で免疫細胞が闘っている証なのです。

石原:なるほど! 私たちの身体が外から有害な刺激を受けたり、身体の中に異物が侵入してきたりしたとき、自らを守るために起こる生体防御反応が、「炎症」と呼ばれるものなのですね。

 

隠れ炎症が進行すると、どうなるの?

鈴木:はい。しかし、年齢を重ねると色々なストレスに対抗する力も、炎症ダメージを回復する力も衰えてきます。つまり、“常に身体の中に、小さな火事を抱えている状態”が、「隠れ炎症」なんですよ。

石原:時は止まってくれませんものね(汗)。早いうちに隠れ炎症を食い止めたいです! 隠れ炎症が進行すると、どうなってしまうのですか?

鈴木:隠れ炎症が進行すると、体のさまざまな部分で老化の原因が作られてしまいます。例えば、皮膚で隠れ炎症が進行すると、シミやシワ、たるみといった肌老化の原因になっていきます。血管の中では動脈硬化や高血圧をはじめとするメタボリックシンドロームの原因となり、脳の中ではアルツハイマーや認知症の原因になってしまいますね……。

石原:皮膚はなんとなく想像の範囲内でしたが、動脈硬化や高血圧、アルツハイマーの素にまでなってしまうなんて、恐ろしすぎますね!

鈴木:そうなんです。そのため、いかにして「隠れ炎症」を抑えていくかが、身体の内部で起こるさまざまな老化現象や病気はもちろん、見た目の老化を防ぐ重要なポイントといえるでしょう。

――次回は、鈴木絢子さんに、隠れ炎症を防ぐことのできる生活習慣のポイントを教えていただきます。

 

<取材協力>

鈴木絢子(すずき・あやこ)・・・美容家・薬事法管理者。学生時代より美容ライターとして活動。大手美容外科・化粧品会社の広報、広告代理店勤務を経て独立、TVや雑誌などのメディアで「内外美容」の大切さを発信している。女性PRマーケティング会社・株式会社ビューズ代表取締役も務める。

 

<参考>

■ 隠れ炎症を考える会

 

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