INTERVIEW

【インタビュー】煎茶の楽しさを広める―MY SENCHA SALON主宰・島村満穂さん【後編】

yukiishihara
Written by yukiishihara

日本人にとって、なじみ深い“煎茶”。

一般財団法人煎茶道三癸亭賣茶流』の広報であり、『MY SENCHA SALON』というテーブル煎茶教室を通して、現代的な煎茶道のお点前の普及に努めている島村満穂さんは、現在、広島と東京を行き来しながら、煎茶道の魅力を新しいスタイルで伝え、様々な煎茶のイベントを開催しています。

テーブル煎茶レッスンや茶器のプロデュース、和菓子ビュッフェと点前(てまえ)ライブを楽しむケータリング煎茶サービスの展開など、伝統を大切にしながら、煎茶道の新たな道を広げている仕事の様子やライフスタイルを、たっぷりとお話いただきました。

※ 前編はこちら

 

コラボレッスンを通して、煎茶の魅力を地道に広めたい

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――初めのイベントが成功した後、どのように活動の幅やコラボレーションの幅を広げてきたのでしょうか?

「テーブル煎茶レッスンをやりたい」といっても、東京にコネクションはなかったので、初めは「フットワークを軽く」を合言葉に、とにかく色々な場所へ出かけていました。興味を持ったイベントには積極的に参加して開催のノウハウを学んだり、コラボレーションしたいと思った企業・個人を問わず、メールやFacebook、InstagramなどのSNSで積極的にアプローチをして、フランスの企業とのコラボレーションイベントや出版社のパーティでのケータリング事業など、様々なイベントを開催することができました。

人は本当にやる気を出すと行動が変わってくるもので、以前の私からは考えられないほど、行動的になりました(笑)。

 

――イベントの参加やSNSでの積極的なアプローチが仕事につながるというのは、行動力の結果ですね。現在、主に東京ではどのようなお茶会やレッスンを行っているのでしょうか?

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お好きな日時に行うことのできる許状付プライベートレッスンは、東京・表参道の『MY SENCHA SALON』や出張で行っています。今は色んな和の習い事に興味があるという方が増えてきましたので、そういった方を対象に「和菓子作りと煎茶」、または「着物で楽しむ煎茶」などのコラボをすることで、よりカジュアルに初心者の方でも楽しめるレッスンを開催しています。

 

煎茶をナチュラルに楽しむライフスタイルを実践中

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――アクティブな満穂さんの、一日の過ごし方や、日々のキレイをつくるアイテムについて、お聞かせいただけますか?

朝はだいたい5時半頃に起きて、自分を癒し集中力を高めるために煎茶を煎れています。広島ではもっぱら仕事です。時々カフェへ行って、そこでも仕事を……と、お休みはほぼゼロで修行僧のような生活を送っています(笑)。

東京では、お休みの時にはもっぱらどこかへ出かけています。ピクニック、BBQ、散歩など。自然を楽しめるレジャーが好きですね。また化粧品会社に就職するくらい美容は好きなのですが、今はとくに“手もと”の潤い補給を重視しています。煎茶のお点前をする時などに見られる機会が多いので、ハンドクリームは、こまめに塗りますね。さらに髪の毛にはココナッツオイル、ボディにも専用のクリームを塗って、全身の保湿を徹底しています。

 

――今後、テーブル煎茶の活動をどのように広めていきたいですか? 活動の展開や夢についてもお聞かせください。

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煎茶道は総合芸術と言われていますが、茶器、お花、テーブル装飾、和菓子など、煎茶レッスンをはじめたことで、私自身の趣味の範囲がどんどん広がっていったのは、嬉しい副産物ですね。出会いの幅も広がり、関心事もかなり増えました。

今年は「Catering Sencha(ケータリング煎茶)」に力を入れております。これはパーティーや展示会、打ち合わせ、発表会、ウェディングなど人が大勢集まる場に出向き、点前ライブと和菓子ビュッフェ、美しい空間装飾を楽しんで頂くサービスです。皆さまの交流がよりスムーズにいくためのお手伝いをしたいと考えております。流派の発信する「応接の文化」をより多くの方に知っていただく機会を作っていきたいです。
――満穂さん、たくさんの素敵なお話をありがとうございました!

※ 【インタビュー】煎茶の楽しさを広める―MY SENCHA SALON主宰・島村満穂さん【前編】

<コフレなひと>
島村満穂(しまむら・みちほ)

一般財団法人煎茶道三癸亭賣茶流3代目家元である島村仙友の娘として、幼い頃から煎茶道に親しむ。東京女子大学卒業後、化粧品会社勤務などを経て、三癸亭賣茶流の広報として東京と広島を拠点に活動。現在はMY SENCHA SALON専任講師としてテーブルで行う点前を中心に東京・表参道で教室を展開している。さらに、着付けサロンや和菓子教室とのコラボ企画や、オーダーメイド茶器の製作、ケータリング煎茶などを、数名のインターンとともに行う。流派が大切にする「いつでも、どこでも、だれでも出来る煎茶道」をもとに、現代風にアレンジされた日常で実践しやすい点前の普及に努める。

Interview・Text・Photo:Yuki Ishihara

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