Go Toキャンペーンが狙い目!
「星のや東京」宿泊記【2020年9月最新】

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Go Toキャンペーンが狙い目!「星のや東京」宿泊記【2020年9月最新】

2020年7月から話題を集めている「Go Toキャンペーン」ですが、東京発着の旅行もキャンペーン適用が解禁されましたね!

日本の総予算、約1.7兆円をかけた「Go Toキャンペーン」。新型コロナウィルスによって急減する消費を喚起する目的と、新型コロナウィルス終息後に日本国内の人の流れを創り出し、地域の再活性化につなげることを目的に、旅行代金が半額近く割り引かれるキャンペーンで、開始時から大きな話題を呼んでいました。

特にこのご時世、狙い目は近場の高級ホテルや旅館とも言われています。そこで今回の記事では、東京・大手町にある「星のや東京」の宿泊を詳しくレポート!

星野リゾートが提案する、今後の観光需要

日本における“緊急事態宣言下”の4月下旬、旅館・リゾート運営大手の「星野リゾート」は、いち早く、グループ全体の衛生管理と3密(※)回避の新しい運営スタイルを明示しました。

※新型コロナウイルス感染症拡大期に、集団感染防止のため厚生労働省が掲げた言葉。密閉空間、密集場所、密接場面を指す。

星野佳路代表によると、今後の旅行・観光の需要回復には“3つの段階”があり、最初は、周辺地域を旅行するマイクロツーリズムが回復。次に、飛行機や新幹線などを使った大きな移動を伴う旅行、最後に戻るのがインバウンド需要、という順番となります。

まず現在の状況下で最優先されるのは、“3密回避=安全安心の旅”。それが選択基準のひとつになっている特殊な旅行需要が続きますが、「星のや」では徹底的な衛生管理と3密回避を両軸にサービスを強化し、安心して非日常を楽しむプランを構築。地域の人的交流にも注力しています。

「星のや東京」における、3密回避の滞在とは(食事・温泉)

まず、検温を済ませたら、直接お部屋でチェックイン(「星のや」「界」ブランドで実施中)。自宅から自家用車またはタクシーで訪れ、地下駐車場から玄関に向かい、直接客室に入り、人との接触を極力減らすことも可能です。設備や食事の説明も、極力、口頭での説明を減らし案内用紙やお品書きで行うなど配慮されています。

2020年秋現在、客室での夕朝食も人気

アートギャラリーのようなダイニングは、地下1Fに。個室が6室と半個室が4室というプライベート感あふれる造りで安心して食事ができますよ。

・・とは言え、現在は、夕朝食ともに客室内で食事をする方が増えているのも事実。こんな時こそ楽しみたいのが、色とりどりのインルームダイニングメニュー。中でも木製のお重で運ばれてくる「星のや東京御膳」は、4種の前菜やサラダに加え、メインの肉ちらしが食欲をそそります。蓋を開けるときのワクワク感も楽しいですね。

こちらは、「鉄鍋煮込みハンバーグ御膳」。ジューシーな牛肉のハンバーグが、熱々の鉄鍋で運ばれてきます!

翌朝の朝食も、夕食と同様に客室で。お部屋の障子に浮かび上がっているのは、江戸小紋の「麻の葉くずし」の格子です。

混雑回避して満喫できる、大手町温泉(宿泊者限定)

「星のや東京」は、都心にありながら温泉に浸かれる、都市型の“日本旅館”。地下1,500メートルから掘り上げた温泉は黄金色で、ミネラルが豊富。現在は洗い場を減らして対応されているほか、チェックイン後の15:00~翌日の11:30まで入れるので、混雑する時間をずらしてプライベートなバスタイムを満喫できます。(画像:星のや)

露天風呂と内風呂があり、夜、露天風呂からは星が見られることも! 温泉と同じフロアにあるスパ(宿泊者限定)では、オイルトリートメントのプログラムが各種用意されています。肌も心もゆったり癒されそう!

2020年6月中旬からは、コロナウィルス対策で、温泉の混雑状況にスマートフォンで簡単にアクセスできるシステムを導入! 実際、混雑状況を把握してから大浴場に向かったら、他のゲストと顔をあわせることなく、癒しの時間を過ごせました。それにしても“自宅から車で10分ちょっとのビジネス街の真ん中で温泉に浸かっている”というのは、なんとも不思議な気分です。

心地よすぎ! 現代的な”畳”の客室(15Fの角部屋・菊 80平米)

「星のや東京」では1Fで靴を脱いでから、スリッパを履くことはありません。館内では、エレベーターの中までもが畳! 段差がほとんどなくストレスフリーで、マスクをしていても畳の香りが感じられるほど。

客室は3F〜16F。タイプは3種類。ダブルベッドが”百合”、ツインベッドが”桜”で、それぞれ定員2名(面積は約50平米)。竹と栗の素材を使った調度品や太鼓張りの庄司が特徴的な和室です。

そして、最も広い客室が、定員3名の”菊”。

各階の奥に位置する角部屋で、ダイニングテーブルやウォークインクローゼットが備え付けられ、連泊利用者にもおすすめ!

シングルサイズの寝具も、3台並べられます。(動画は後ほどアップ予定)

周囲のビルからの目隠しと伝統を重んじたデザイン性の両面から、客室は江戸小紋の格子に囲まれているため、日が差すとなんとも趣のある雰囲気。太陽の向きや光の強さによって刻一刻と模様が変わるたびに気分が上がります。

浴衣やアメニティはこちら。

24時間、自由に寛げる「お茶の間ラウンジ」

2Fには、時間の経過に合わせて日本酒などを楽しめるラウンジがありますが、現在の状況下では、特にそれぞれの客室階のゲストだけが利用できる「お茶の間ラウンジ」の利用がおすすめ。

滞在中、小腹が空いたりのどが渇いたら、いつでも東京の老舗のお菓子や飲み物がいただけるので、ワーケーションという形で長期滞在もしやすそう。冷蔵庫にはドリンク、冷凍庫には一口サイズのアイスクリームもあるので、お風呂上がりのクールダウンにも。

気軽に利用してほしいという宿の思いから、客室のドアにオートロックをかけず、行き来ができるタブがドアについています。これが便利! 私は「とらやのあずき茶」がお気に入りで、まさに自宅のリビングにお茶を取りに行くように、何度も利用してしまいました。

ちなみに、通常時の朝はおむすびとお味噌汁が用意されていますよ。(もちろんコーヒーも!)

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