伊豆の隠れ宿「東府や(とうふや)」
離れヴィラスイート宿泊記【国内旅行】

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古語からインスパイアされた極上スパで、ゆるゆる癒されて

そして、極上のスパ”まほらスパ”へ。“まほら”という、なんとも雅な言葉は、日本の古語。美しい場所、実り豊かで、素晴らしい場所といったポジティブな意味で使われていたとか。

施術に入る前の“ことだまリチュアル”は、このスパの大きな特徴。

お坊さんが使用している塗香のクローブ(丁子)と白檀の香りを嗅ぎながら、「うらら」と声に出しながら、まずは3回深呼吸。

さらに白檀や浄化の効果のある杉の葉、ヒノキの香木で身体を清めるのですが、最近疲れを感じていたことから、その時、セラピストさんからいただいた「心身に聖なる火を灯しましょう」という言葉が印象深く心に沁みました。

足湯は、ヒマラヤ岩塩に緑茶をブレンドしたバスソルトを入れ、レモンとユーカリの香りのソープに塩、レモンとユーカリの香りを加えたオリジナルのスクラブで丁寧にマッサージ。塩湯は、気の流れを整え、滞りを流してくれる作用があるとか。

全身と顔のトリートメントは、オールハンドで行われます。私が体験した背術メニューは、ボディは気の流れを促す「るるる(60分・¥15,500)」のコース。

施術はアーユルヴェーダの考えと現代の先端技術を融合した、自然派スキンケアブランド「スンダリ」が用いられます。アロマの香りと高い技術でストレスが解き放たれ、心地よい瞑想状態に。脚のマッサージ中はお腹や背中を温めてくださるなど、細かい心使いに身体も気持ちも軽やかになりました。

「大正館芳泉」で、大正時代にタイムスリップ!

さて、東京ドーム2つ分以上の敷地をもつ「東府やResort&Spa-Izu」の中でもユニークな場所が「大正館芳泉」。

外観は昔ながらの日本家屋ですが、中に入ると、1Fには宿泊者用のラウンジとしても利用される「ミルクホール」と「カフェアールデコ」の、レトロなインテリアに目を奪われます!

和と洋が融合したノスタルジックな趣の空間は、写真映えも抜群! 施設内はどこも浴衣で歩きまわれるので、色浴衣で写真を撮るとフォトジェニックな1枚になるでしょう。

ウェルカムドリンクでいただける、地元の月ヶ瀬梅林の梅を用いた梅ジュースはおすすめですよ2Fの広間は、夜は本格懐石や大人数の宴席で使われるほか、洋食の朝食会場として好評です。

ベーカリー×足湯の、心地よすぎるコラボは大人気!

さらに、宿泊ゲストにも、外部からのゲストにも好評なのが、足湯を併設した「ベーカリー&カフェ 足湯テラス」。

足湯コーナーの天井部分には藤棚があり、藤が美しく咲き誇る季節には、足湯を求める方たちの長蛇の列ができるというのも頷けます。

店内には、風味豊かな石臼挽きの小麦粉をベースに、自家製酵母を使用したコクのあるパンで作られるサンドイッチや、グリルドッグ、ドリンクのセットメニューもいただけます。見るたびに数が少なかった人気のカレーパンや、ぶどう食パンは、ぜひチェックを。私もお土産にぶどう食パンを購入しましたが、こぼれ落ちそうなレーズンのぎっしりした重さに驚きました。

敷地内の木々の紅葉は、11月後半から12月の初旬が最も見頃になるよう。

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