【アシアナ航空・ビジネスクラス】ソウル→ヴェネツィアのフライトレポート【2018年12月】

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仁川国際空港から、ヴェネツィアへ飛ぶフライト

 

仁川国際空港のターミナル1では、さらに快適さが増したビジネスラウンジで過ごせたので、少々名残惜しさを感じながら活気あふれる免税店を横目に、搭乗口へ向かいます。

仁川からヴェネツィア・テッセラ空港(マルコポーロ空港)へは、11時間半ほどのフライト。この路線は、アシアナ航空にとって2018年5月に開設した新路線です。

ビジネスクラスの座席の配置は、1-2-1と1-1-1-1が交互に並んだスタッガード配列でした。

「当機には、4人のパイロット、11人のキャビンクルーが乗務しています」と、チーフパーサーのM.S.SOHNさん。

ウェルカムドリンクをいただき離陸して水平飛行に入ると、機内食のサービスがスタート。ちなみに機内食サービス時のクルーのエプロンには、韓国の国花である「ムクゲ」の刺繍が。ムクゲは、散っては咲きを繰り返しながら長期間花を咲かせることから、“一途な心”や“粘り強さ”が花言葉なのだそう。

本格イタリアンが味わえる洋食ディナー

ディナーでセレクトしたのは洋食。まずアミューズは、モッツァレラチーズとチェリートマトのスティック。白ワインが進んでしまいますね。

アペタイザーはシュリンプサラダ。パンも全粒粉やガーリックブレンドなど多くの種類があり、「写真映えの良いものをいくつか…」なんて思って、つい食べ過ぎてしまいそうに。

セロリのクリームスープは、テーブルにセットされた瞬間からトリュフの香りが漂い、スプーンを口に運ぶとガーリックの風味が広がります。段階的に移り変わる味を満喫しながら、身体もじんわり温まり、満たされた気分に。

メインはマッシュルームクリームソースがかかった、チキンの胸肉。真空調理法で作られているので美味しさが凝縮し、やわらかくジューシー。付け合わせのローストポテトやドライトマトなどもボリュームがあって、機内とは思えないほど美味!!

個人的にお待ちかねのチーズとフルーツ。

食事に合うワインを選ぶ術を持ち合わせていない私は、クルーに料理におすすめのワインを訊ね、2017年のソーヴィニヨンブランを持ってきていただくことに。この時は洋食を堪能しましたが、フライト中は普段アルコールをあまり摂取しない私も機内マジックにかかり、色々なワインをテイスティングしたい気分になるから不思議です(笑)。

機内食が終わり、モニターの時刻で13時ごろ、周囲が暗くなったのに合わせて、まずは少し眠ることに。シートはもちろんフルフラット。そして華奢な女性にとっては本当に充分すぎるくらいのスペースがあるので寝心地も申し分ないですね。

2時間ちょっと経過したくらいでしょうか。短時間でも熟睡でき、目が冴え始めたので読書灯をつけ、仕上げておきたかった原稿にしばし向かいます。私の列は1-1-1-1と独立したシートだったため、パーソナルスペースが広く、隣が全く気になりません。自席でメイクを落としたり、まどろんだり、仕事や読書をしたりと、思いのままに自分のペースで過ごせました。

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