「欧米で認められるためにやったこと」メイクアップアーティスト小笠原彩さんのチャレンジ精神

Interview-インタビュー

”レジェンド”と呼ばれるチームでの仕事が自分の糧に

――タフな環境で、自分を見つめ、仕事を掴んできたのですね。とくにやりがいを感じたお仕事について教えてください。

海外の仕事でとくに嬉しかったことは、ファッションメイクアップ業界でも“レジェンド”と呼ばれている方のチームに入り、ヘアメイクのお仕事ができたことですね。その中でも、自分の手で人に喜びを与えられたときは、本当にこの仕事に就いて幸せ!と感じます。外国の方は喜びを素直に表現してくださることが多く、とてもやりがいを感じていました。 私はすごくラッキーなことに、最初からトップの現場に入っていけましたが、それはつねに周りに素晴らしい方々に囲まれているからだと思っています。そのため、いつも周りに感謝することと、自分に何ができるかということを考え、仕事に取り組むようにしています。

ニューヨークでは、様々なファッション誌やショーで活躍

――活動の場をニューヨークに移してからは、どのような場所で美を提供されてきたのですか?

主に海外の『VOGUE』をはじめとしたファッション雑誌、『ジョルジオ アルマーニ』や『マイケル コース』をはじめとしたファッションショー、『ヴィクトリアシークレット』などの広告のメイクアップに携わりました。また、ハリウッド女優をはじめとしたセレブリティークライアントのメイクアップも担当させていただきました。

メディアのお仕事のほかには、最新の美容トレンドを含めながら、メイクアップ、エアブラシ、ヘアスタイリング、まつげエクステンション、エステなど、一般の方々にも美に対する幅広い提案を行ってきました。 最近では、幅広い美容関連のトピックについての講義を行う経験もさせていただき、美のチカラを大いに感じているところですね。

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