「欧米で認められるためにやったこと」メイクアップアーティスト小笠原彩さんのチャレンジ精神
東京でも幅広い分野で、美容を軸に据えた仕事を継続
――お話をうかがっていても、お仕事が好きという気持ちが伝わります。現在は、どのような一日を過ごすことが多いでしょうか?
基本的には色々なプロジェクトやお仕事をいつも抱えているので、その時によりスタイルが全然違いますが、何か一つのことだけ、一つの仕事だけをする日はないですね。多忙な日は午後まではオフィスで一つの仕事をしてから別に契約している会社に行き仕事をして、その後別のプロジェクトの打ち合わせ。1日の最後はジムに行くか友人とリフレッシュのために飲みに行くことも。人と会うことも多いので、いつも色々な作業を隙間時間にも詰め込んでいます。完全にお仕事をしない日はほぼありません。
――多忙な毎日だと思いますが、普段はどのようにリフレッシュなさっているのですか?
リフレッシュ方法はジムで体を動かすことなので、必ず時間を作り週5回は行くようにしています。特に週末は、しっかりリフレッシュできるようにトレーニングを行っています。 疲れを感じたら一人でワインを1杯飲むこともありますね。時間を自由に使って、型にはまらないライフスタイルを過ごせているので充実感があります。
――彩さんの美容のテクニックについては、他のページで詳しくご紹介するとして、最後に『COFFRET』読者の方へのメッセージをいただけますか?
メイクアップとは、ただ塗るだけのものではありません。顔は一人一人の内面を映し出すもの、そしてそれを輝かせる手段がメイクアップです。外見をその方らしく美しく高めた結果、より一層内面をも美しくアプローチできる、それが本来のメイクアップの力です。メイクや美を楽しみながら、毎日を生き生きと過ごしていただきたいですね。
――彩さん、たくさんの素敵なお話をありがとうございました!
小笠原彩(おがさわら・あや)
ビューティープロデューサー/コンサルタント。メイクアップアーティストとして、10年以上にわたり、ロンドン、ニューヨーク、東京など、最前線のファッション・美容のシーンで活躍。異なる文化や人種の中で、内面の美しさを引き出しながら、多くのファッションショーや雑誌・広告などでメイクを手掛ける。また、メイクアップ、エアブラシ、ヘアスタイリング、まつげエクステンション、エステなど、美に対する幅広いサービスも提供。2015年に美容プロデュース・美容コンサルティングの会社を立ち上げ、アジア方面での美容を通した貢献事業や人材育成、商品開発も行っている。
Interview・Text:Yuki Ishihara
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